見事にバックグラウンドノイズをカットしてくれるアプリ、ノイズキャンセラー【krisp・クリスプ】

ZOOMオンラインセミナーやポッドキャスト収録の時、ノイズに悩んでいませんか?
驚くほど簡単に、見事にノイズをカットしてくれるアプリに出会ったので、ご紹介します。

krisp(クリスプ)というアプリで、無料で使えます。

krispって何ができるの? メリット・デメリットは?

krispは、リアルタイムのバックグラウンドノイズを除去するAIを搭載したアプリで、いわゆるノイズキャンセラーです。

空調音やPCの動作音はもちろん、カフェ、空港、子供の騒ぎ声、道路からの音、周りの話し声などのノイズも見事にミュートしてくれます。今までノイズのある環境に悩まされていた方も、突然のノイズが入る可能性がある方も、krispがあればもう大丈夫です。

krispのメリット

オンラインセミナーや収録時のノイズ対策に苦労してきたので、krispのノイズ処理機能のすごさに最初は信じられませんでした。周囲の話し声の中でも、見事に自分の声だけが残るのですから、オンライン講師だけでなく、オンライン上で音声コミュニケーションを活用する方には必須アプリですね。そんなkrispのメリットを私なりにピックアップしてみました。

1)600以上のあらゆるアプリでノイズキャンセラー機能が使える

krispのFAQによると、音声設定を変更できる「オンライン会議・メッセージングアプリやストリーミングアプリ」が使え、ZOOM、skype、webex、slackなどの800以上のアプリでテストした。とあります。

自分が使うアプリでkrispが使えるのか?を知るには、
krispインストールしたPCで、利用するアプリを開き、アプリのマイク設定にを見てみましょう。そこに「krispマイク・スピーカー」と選択肢が出ていれば使える状態です。

私は主にZOOMを利用しているのですが、krispをインストールしただけで、ZOOMのマイクとスピーカーに「krispマイク・スピーカー」が選択肢に出てきました。また、ポッドキャストアプリanchor(アンカー)でも使えました。

2) 自分の話しも、相手(他の参加者)からの話も、ノイズなし

krispを使うと、自分の話だけでなく、相手の話もノイズカットされて聞こえます。これは、複数の参加者がいるオンライン会議なども同様です。ノイズがカットされて話が明瞭に聞こえると、話に集中できますね。

krisp公式サイトhttps://krisp.ai/technologyから


ノイズの無い会話を体感すると、改めてノイズには相当のストレスがあったんだな~と改めて実感します。今では、ZOOMを利用したオンラインセミナーやグループコンサルなどでは、
参加される方にはストレスフリーで楽しんでいただきたいので、必ずこのkrispの利用をお勧めしています。

3)使い方が簡単!

krispのサイトは未だ英語表記しかありませんが、全くひるむことはありません。
インストールしておくだけで、あなたが利用するアプリと自動で連携するので、セッティングも使い方も簡単です。

4)セキュリティも安心

オンラインでの話(音声)からノイズを処理する、と聞くと、その処理はオンライン上で行われる、と思ってしまいますが、ノイズ処理はデバイス上で行われるそうです。つまり、音声はオンライン上に記録・記憶されることがありませんので、セキュリティー上も安心といえます。

5)無料プラン(永久無料)で使える

krispは「個人向けの」と「チーム、企業、コンタクトセンター向け」の2種類があり、「個人向け」は「無料プラン・Free」と「プロプラン/Pro」の2種類があります。複数のチームで動いている方はチーム向けが良いかもしれません。

  • 「無料プラン」は相手の話を聞くときに、相手の話からノイズをミュートしてくれます。
  • 「プロプラン」は無料プランに加えて、自分の話からノイズをミュートしてくれます。

自分も相手もkrispをインストールしていれば、双方のノイズはミュートされますので、必ず「プロプラン」にすることもありませんが、もしあなたが、You-Tubeライブ、Facebookライブ、アプリを利用したポッドキャスト収録、ZOOMミーティングや収録など、自分の音声を収録するのであれば「プロプラン」がいいでしょう。

「無料コース」は永久無料で、最初の14日間は「プロプラン」の体験期間もなっています。無料体験期間で音声の状態をじっくり確認して「プロプラン」にするかを決めることができます。自動的に「プロプラン」にならないのも良心的ですね。

krispのダウンロードページ

★「プロプラン2ヶ月無料の紹介リンク」をプレゼント

利用を開始したら「プロプラン2ヶ月無料」の紹介リンクが発行されました。この紹介リンクからkrispをスタートする方がいらした時には、私のプロプランが3ヶ月無料になるそうです。私も紹介リンクを利用した方も無料で使えるフェアなシステムなので、ここまで読んでくださった方にもご紹介することにしました。

※紹介リンク先のページに私のメールアドレスが表示されるため、紹介リンクはオープンにしませんでした。ご希望の方にはリンクをお送りしますので、最下部の「サポートに連絡」からお知らせください。 私の無料利用は2人分までしかカウントされないようですが、紹介リンクを利用する人数制限は明記されてませんので無制限ではなかろうか?と勝手に判断してますが、いつクローズするか分からないので、お早めにご連絡ください。

kripsのデメリット

krispを使ってみてのデメリットはあまり感じないのですが、使う前やそもそもレベルのデメリットとして、3つほどピックアップしました。

英語表記のみ

メリットでもお話しましたが、まだwebサイトも全て英語にもかかわらず、全く気にならないくらい簡単に使えるのがkrispです。ですので、デメリットにはならないとは思いましたが、全てが英語表記だと、それだけで気分が萎える方にはデメリットになるかもしれません。

音質が微妙に変わる

krispはノイズカットにばかり注目しがちですが、ノイズをカットすることで、話しの音質も微妙に変わるようで、その点が気になる方にはデメリットかと思います。声質や音質の微妙な違いにこだわりがある方は、無料期間でその違いを確認してみてはいかがでしょう。

スマホアプリは開発中=>現在はPCのみ(windows、macOS)

昨年(2018年)までmacOS版しかなかったようですが、windows版は今年(2019年)6月ごろにリリースされたようです。iOS版、andorid版は現在開発中とのことですので、きっとスマホアプリも年内にもリリースされるのでは?と勝手に予想しています。

バックグラウンドノイズはスマホを利用している時こそ頻繁にあるのですから、スマホアプリの開発が待たれますね。それまでPC版を使いこなしておきましょう。

krispはどんな人にお勧め?

オンラインで電話・会議・ミーティングをする、全ての人にとって、krispは役立つと思いますが、特にビジネスで利用する場面でノイズは排除したいもの。例えば、ZOOMやskypeを利用して、ウェビナーやコンサルティング、ミーティングをする方には必須のアプリと言えるでしょう。
音声ノイズを無くすことで、聞き手のストレスを減らし、あなたの話しに集中できるようになりますし、ノイズのせいで”また別の機会に・・”などということも無くなりますね。

私がこのkrispを使ってみて一番良いと思ったのは、「krispがあるだけで、環境ノイズを無くす作業が不要になる」ことでした。ZOOMでオンラインセミナーを開催したり、レクチャー動画を収録したり、anchor(アンカー)でポッドキャストを収録したりしていますが、毎回、周辺のノイズが入らないように様々な工夫をしてきました。

マイクの周りに消音用のストールやクッションを置いたり、空調を止めたり「しずか設定」にしたり、宅急便が届かないように時間を調整したり。それらの準備を整えても、日中は突然の音が飛び込んでくることも少なくありません。でも、krispを使うようになって、それらの準備や心配から開放されました。ノイズを気にせず、話すことに集中でき、気軽に収録できるようになりました。

他にも、ポッドキャスター、フリーランサー、リモートワーカーの方、カフェやオフィス以外で仕事をするノマドワーカー。これまでノイズを排除できず、ウェビナやミーティング開催を諦めていた方にも、ぜひお勧めします。

krispでどのくらいバックグラウンドノイズをカットできるのか?試してみました

ZOOMで収録編

私はオンラインセミナーや収録では主にZOOMとパワーポイントを利用しています。パワーポイントはオンラインアプリではありませんので、krispが機能しませんでした。そこで、ZOOMでどのくらいノイズカットするのか?を試してみました。ZOOMの場合はそのまま録画されるので、その録画ファイルを基に、少し編集して分かりやすくしてみました。

今回はいつも利用しているマイク(スノーボール)に、ノイズは「海外ドラマ(吹替)」と 「音楽・BGM」で試しました。
海外ドラマはTVの音として利用したのですが、通常これほど大きな音量の近くで収録やZOOMミーティングをしませんので、現実的ではないテストだったかもしれません。そんな状況でも大部分は消えていて驚きでした。その中で、いくらかドラマの声が残っていたのですが、もしかしたら「人の声、且つ、私が話す声の音量と大きさが同じくらい」だったからかもしれません。この辺りはもう少しチェックする必要がありそうです。

PCやマイク、インターネットなど、環境が少しでも異なりますと、結果が異なる場合がありますので、オンラインセミナーを開催する際は事前にテストして臨みましょう。

Camtasia・カムタジアで収録編

前回、ZOOMの音声テストをしていた時、krispはオンラインコミュニケーションアプリでしか機能しない、と思い込んでいましたが、そうではないようです。
レクチャー動画づくりや動画編集の定番アプリ「Camtasia・カムタジア」でもマイク選択メニューにkrispが表示されたので、
早速テストしてみました。

ZOOM編では、バックグラウンドノイズとしてノイズを流しましたが、実際にはかなり音量が大きめで、現実的なテストではなかったな~と少々反省。
今回は、レクチャー動画づくりの環境上、起こりやすいノイズを3つ
「1、紙をめくる音」「2、クリック音」「3、キーボード音」でテストしました。

ちなみに、この動画は「音声だけCamtasiaでキャプチャーした動画ファイル」を利用して、映像は視覚的に分かりやすいように編集しています。
音声はノイズ除去はもちろん、ボリュームやその他一切の編集はしていません。

ノイズが時々入り込むものの、大半はkrispでカットされていましたね。
クリックに関してはkrispを通した方がクリック音がかすかに聞こえるような気がしたのですが、ホワイトノイズが少ないため、際立って聞き取れるのかもしれません。
krispを通すとそれほどにホワイトノイズが消えていて、これはレクチャー動画を作成する講師にとって朗報ですね。

今回試した3つのノイズは自分でも防ぐことができるノイズですが、ホワイトノイズは自分で防止するのも限界があり、
結果的に音声編集ソフトで編集しなければなりません。それが収録と同時にカットされるのですから、かなり時間と手間を削減できますね。

動画の最後にもお伝えしましたが、音声は収録後にしか分からないことが多いですので、全てを収録する前に
必ず!万全の収録テストをしておきましょう。

Anchor・アンカーでの録音編

ポッドキャストアプリ「Anchor・アンカー」での録音でもkrispがどのくらい機能するかを試してみました。
「Anchor・アンカー」はスマホで利用することがほとんどですが、krispのスマホアプリが無いので、PCを利用しての録音です。

「Anchor・アンカー」では、他にwebカメラ付属のマイクとヘッドセットでも試したのですが、
krispを利用する以前に、おそらく今後アンカーを使う際、どちらのマイクも利用する機会はないだろう・・と思い、
動画には反映させませんでした。
なぜかというと、アンカーはポッドキャストなので、webカメラを利用する意味がないこと。
ヘッドセットはヘッドセットを触るノイズがkrispでは消えなかったので、私自身がうっかりノイズを乗せる可能性があるため、
これもアンカーでは使わない、と判断しました。
今回の音声テストで、krispはしっかり機能することが分かりましたが、
それ以上に「Anchor・アンカー」はkrispなしでもノイズキャンセリング機能が高いことに改めて気づかされました。

これまでスマホで「Anchor・アンカー」を利用しているときにも感じていましたが、
ZOOM、Camtasia、Anchor、3つのアプリを比較したときに、
ノーマルな状態のホワイトノイズの軽減度合いは次の順のようです。
1、Anchor(ホワイトノイズが小さい)
2、ZOOM
3、Camtasia(ホワイトノイズは大きい)
そのため、音声であればAnchorをkrispを通して録音するのが
ホワイトノイズもバックグラウンドノイズもカットできて、最強ですね。

krispの音声テストを試しての感想

今や音声収録・動画収録の方法は多種多様で、自分の環境に合わせて、自分の求める基準に合わせたソフトや機材選びが大事・・と分かっているけれど、その選択するための情報も多過ぎて、
右往左往してしまいがちですね。私が改めて感じたのは「自分自身で丁寧にテストをする事の大事さ」です。
収録環境が少しでも異なると、異なる結果が出る。分かっているけれど面倒で中途半端にしてしまいがちですが、そこを面倒がらずにやることが、失敗なく収録する秘訣だと思いました。

・・と精神論だけでは意味がありませんので、
今回、私が「ノイズが入らない収録のための最善策」として結論づけたセオリーをご紹介します。

  1. マイクは性能(高いかどうか)より、口との距離が重要=>近い方が良い
  2. krispでも大きいノイズは入り込む=>通常のノイズ対策はやるべき
  3. 音声別撮りするならAnchor=>別撮りの手間をかける価値がある

なぜ、ここまで音声収録にこだわるのか?というと、「音声の修正は非効率すぎる」からです。動画編集で最も時間が掛かり難しいのは音声収録と音声の編集(修正)で、収録した音声をそのまま使えることで編集時間を圧倒的に短くできます。収録の段階から入念に準備をするのは効率的な編集には欠かせないのです。

【課題】
今回は全て反響音が無い環境で収録しました。そのため、krispが反響音をカットするかは分かりません。
反響音は編集でも削除しにくいノイズなので、基本的に反響音が無い場所で収録すべきなのですが、もしkrispで反響音もカットしてくれるなら、収録場所の範囲が拡大しますね。
機会を作って反響音についてのテストをしたいと思います。 (反響音に関してのテストをなさった方は教えてください♪)

耳は一人一人感度も受け止め方も少しずつ異なります。あなたはどう感じられたでしょうか?ご感想を伺えればうれしく思います。

krispの追加情報

お得なサイト App Sumo

krispを調べていたら、とてもお得なサイト「App Sumo」を発見しました。krispのプロプランは月$10ですが、この「App Sumo」では$120.00=>$39.00プロプランを永久利用 で申し込めるようです。プロプランに決めた方はこちらがお得ですね。

彼女の個性的なタトゥーや表情豊かな話しぶりに目が釘付けになって、krispに集中できなかったりしますが(笑) krispはこのサイトでは最近の商品のようです。(2019年8月) このサイトのアプリは販売数量と期限は有限とのこと。ご注意ください。

 

子どもの声やペットの鳴き声に悩む方に参考になるレビュー動画

キッズの声、ペットの鳴き声、どちらもいきなり飛び込んできてコントロールするのはほぼ不可能ですね。そんな環境でもkrispって使えるんだろうか?と思っていたら、そんなレビュー動画をYou-Tubeで発見しました。

that LTD life
抱っこしているお子さんの声がミュートしたのには驚きました。仕事していても可愛いお子さんから一時も目を離したくないパパやママに参考になるレビューですね。
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